外務省専門職員

MP900401005

外務省専門職員とは、外務省内において中堅外交官として活躍する経済・条約・文化・社会等の分野においてのプロフェッショナルです。

外務省専門職員となるためには、国家Ⅱ種と同等程度の採用試験を受験しなければならず、教養及び経済をはじめ高い語学力が必要となります。

また、当該採用試験を受験するための受験資格は下記の通りとなっております。

年齢が21歳以上30歳未満の者。学歴は問いません。
年齢が21歳未満の者で、次に掲げる者。

  1. 大学を卒業した者及び3月までに大学を卒業する見込みの者、並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
  2. 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者、並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。

試験の内容以上に外務省専門職員としての採用枠に限りがありますので、その門戸は非常に狭い。

難易度及び合格率等の考察


外務省専門職員の難易度は、試験自身の内容以上にその門戸の狭さから難関とカテゴライズしており、その合格率(採用倍率)は7%前後と非常に低い。

グラフ上の表記として、受験者数が比較的少ないため人気度の数値は低めに表しており、合格=採用となりますので転職・就職の欄における数値は高めにしております。

外務省専門職員試験の各種情報

合格率 7%前後
難易度 難関
試験科目 第一次試験

  • 一般教養(一定の合格点に達しない者は,他の科目の成績のいかんにかかわらず不合格とする。)
  • 外国語(和訳と外国語訳):英語,フランス語,ドイツ語,ロシア語,スペイン語,ポルトガル語,イタリア語,オランダ語,アラビア語,ペルシャ語,ウルドゥ語,ヒンディー語,ミャンマー語,タイ語,ベトナム語,インドネシア語,中国語,朝鮮語のうちから1カ国語を選択
  • 憲法
  • 国際法
  • 経済学
  • 時事論文

第二次試験

  • 口述試験:外国語会話
  • 人物試験:個別面接・集団討論
  • 身体検査:胸部エックス線撮影などを含む一般的な身体検査
試験方法
  • 多枝選択及び記述式による筆記試験
  • 口述試験
  • 人物試験
  • 身体検査
試験実施機関 外務省大臣官房人事課採用班
受験手数料 無料
試験日 1次試験:6月 2次試験:7~8月
合格発表日 1次試験:7月 2次試験:8月
合格後 採用後は国内研修及び本省勤務を経て在外研修を受ける。

その他の情報

採用後は、現行制度下では入省後1ヵ月間外務省研修所において国内研修を受け、引続き外務本省に勤務したのち、再び研修所における研修を経て、研修語を履修するのに適した国にある在外公館に外交官補として配属になります。その場合、館務に従事することなくその国の大学等で研修語について約2年間(アラビア語は約3年間)の在外研修を受け、研修終了後は、そのまま館務に就くか、あるいは研修語を国語(又は通用語)とする別の国にある在外公館に転勤になるか、又は本省に戻って勤務することになります。

 以後、おおむね5~6年ごとに本省勤務と在外公館勤務を繰り返し、専門とする語学のみならず、当該語学と関連する国・地域の社会、文化,歴史等にも通じた専門家、あるいは経済、経済協力、条約等の分野の専門家として活躍することが期待されています。この間能力及び勤務成績に応じて昇進し、優秀な者については幹部への道も開かれています。