電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは電気工事に関する技術を証明する法定資格であり、国土交通省による建設業法に基づいて行われる国家試験です。

資格者区分としては従事することができる職務の範囲によって1級と2級に分類され、1級電気工事施工管理技士は安全管理・工程管理をはじめとして施工計画や品質管理などを行う。
2級電気工事施工管理技士は工事現場での主任技術者として従事する、一般建設業の許可を受けた事業所等の選任技術者です。

電気工事施工管理技士試験には1級及び2級とも実務経験と学歴による受験資格が必要となり、特に実務経験には厳しい制限が設けられている。
(受験資格については後述します)

特に1級電気工事施工管理技士は経営審査の技術力評価において高い評価を得られることから、電気工事関連や建築・建設関連の企業にニーズの高い資格です。

電気工事施工管理技士試験は1級・2級とも学科試験及び実地試験となりますが、この実地試験は回路を作成したり配線や接続を行うような技術実技の試験ではなく記述式の試験であり、施工体験記述・電気一般・施工管理・法令などが問われるものとなっている。

難易度及び合格率等の考察


電気工事施工管理技士の国家資格としての難易度はやや高く、その合格率は各区分を平均すると50%前後のように見えますが、実際に学科試験に合格後に実地試験を受験しますので、学科試験の合格率の中から実地試験の合格率を割り出すと20%台にまで落ち込む。

つまり、各科目の合格率は50%前後ですが、実際の学科~実地試験の合格率は20%台と見たほうがよさそうです。

電気工事施工管理技士は特定建設業の営業所ごとに選任の技術者、建設現場に管理技術者を置かなければならないことになっているので、その活躍の場は幅広くまたニーズも高い。

電気工事施工管理技士の各種情報

合格率
  • 1級学科:40%前後
  • 1級実地:60%前後
  • 2級学科:60%前後
  • 2級実地:50%前後
難易度 やや高い
試験科目 学科試験

  • 電気工学等
  • 施工管理法
  • 法規

実地試験

  • 施工体験記述
  • 電気一般
  • 施工管理
  • 法令
試験方法
  • 学科試験:マークシート方式
  • 実地試験:記述式
試験実施機関 財団法人建設業振興基金試験研修本部
受験手数料
  • 1級学科:11800円
  • 1級実地:11800円
  • 2級学科:5900円
  • 2級実地:5900円
試験日
  • 1級学科:6月
  • 1級実地:10月
  • 2級学科:11月
  • 2級実地:11月
合格発表日
合格後

1級電気施工管理技師試験受験資格について

1級電気施工管理技師試験の受験資格は下記の通りです。

  • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
  • ※その他の者は15年以上の実務経験
  • また、上記のいずれに該当している場合においても「指導監督的実務経験を1年以上」の経験が必要となる。

    2級電気施工管理技師試験受験資格について

    2級電気施工管理技師試験の受験資格は下記の通りです。

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • ※その他の者は8年以上の実務経験