救命艇手

救命艇手

救命艇手とは船舶における緊急事態・非常事態の発生時に救命艇に食料や救命具を積み込んだり、乗客を安全に誘導するなどの業務を行います。

安全な航海をする上で乗客の安全を預かるとても責任のある立場となります。

救命艇手になるためには国土交通省管轄の国家試験に合格する必要があり、また当該国家試験には年齢・実務経験による受験資格が必要となります。

受験資格については後述いたします。

難易度及び合格率等の考察


救命艇手試験の国家資格としての難易度はやや低めで90%近い合格率としていますが、実際には受験者数の殆どが合格しており、ほぼ100%の合格率であるとも言われる。

一定の乗客及び搭乗員を乗せることが出来る船舶では救命艇手の有資格者が必要となるため、一定のニーズがある資格であることが伺える。

受験や試験に関する情報量は少ない。

救命艇手試験の各種情報

実技試験

  • 救命胴衣の着用
  • 水中にと見込み、救命艇等に乗り込み、及び転覆した救命いかだを水中で起こすこと
  • 救命艇等及び救助低の定員に関する標示の識別
  • 応急的な医療措置
  • 救命艇及び救助艇の無線装置の使用方法
  • その他の信号装置の使用方法
合格率 90%前後
難易度 やや低い
試験科目 学科試験

  • 救命艇、いかだ内の措置
  • 衝突、火災、沈没等非常事態の知識
  • 非常任務、消火知識
  • 救命艇の種類等の知識
  • 設備・構造知識
  • 救命艇推進装置の知識
試験実施機関 運輸局船員労働環境・海技資格課
受験手数料 5100円
試験日 各地域の運輸局局長より通知を受ける
合格発表日
合格後

受験資格について

救命艇手国家試験を受験するためには下記の受験資格が必要となります

  • 18歳以上であること
  • 船員方第八十三条の健康証明書を持っていること
  • 次のいずれかに該当するもの
    • 遠洋区域または近海区域を船行区域とする船舶または乙区域か甲区域で従業する総トン数500トン以上の漁船に1年以上甲板部の職員か部員として乗り込んだもの
    • 上記以外の船舶に2年以上甲板部の職員か部員として乗り込んだもの
    • 救命艇手の試験では3年、限定救命艇手の試験では1年以上、船舶に乗り込んだもの