技術士

技術士

技術士とは技術士法という法律に基づく国家資格であり、主に科学技術の応用に携わる技術者にとって最高位とも言える資格です。

技術士の称号を得るためには機械・建築・生物工学・環境などのそれぞれの技術部門(選択)によって行われる非常に難易度の高い国家試験である「技術士二次試験」に合格しなければなりません。
(技術士補は技術士第一次試験となります)

技術士試験は技術系資格としては最高峰の難易度との呼び声も高く、資格取得の困難さは「弁護士」「公認会計士」「弁理士」などに匹敵するとの声もある。

幅広い科学技術分野の知識を問われ、また実務経験を非常に重視している技術士試験は情報工学・機械・建築建設・環境までも幅広くカバーしており、一般的な資格取得方法としては21の分野に区分された「技術士一次試験」に合格し、4年~7年の実務経験を積み重ね「技術士二次試験」を受験し合格登録することによって技術士の称号を得ます。

技術士の主な業務としては各分野においてプロフェッショナルエンジニアまたはコンサルタントとして業務に従事し、各分野の一般企業だけでなく官公庁などにも技術士を求める声は多く、また技術的コンサルタントとしての自営業にも極めて有効な資格であります。

技術士となるための「二次試験」の受験資格については後述いたします。

難易度及び合格率等の考察


技術士二次試験の国家資格としての難易度は非常に高く「難関」であり、その合格率は14%前後と狭き門であります。

受験するための実務経験を重視されていることや、口述試験突破の困難さもさることながら、筆記試験自体も非常に幅広い分野での知識と経験を問われるため一筋縄では合格できません。

前述いたしましたが「技術系資格としては最高峰」と呼ばれるに相応しい難易度です。

試験や受験に関する情報量は比較的多く、独学での合格を目指すことも十分に可能です。
(しつこいようですが、やはり困難です)

様々な分野における企業において技術士を求めるニーズは非常に高く、受験者数も多いためグラフ上の表記として人気度のパラメータは高めに表しています。

一つの例として、建築・土木の分野などにおいては官公庁や公共事業の受注の際に技術士を保有する企業しか受注できない場面もあり、技術士の存在は企業としても非常に価値があることが伺える。
(よって建築分野の受験者数が多くなる)

非常に難易度が高く、技術士の称号を得ることは極めて困難であるといえますが、その資格の価値は十分に高いといえる。

技術士二次試験の各種情報

合格率 14%前後
難易度 難関(上位)
試験科目 各分野によって異なりますので下記リンクにてご確認ください。
公益社団法人日本技術士会
試験方法 筆記及び口答試験
試験実施機関 公益社団法人日本技術士会
受験手数料 14000円
試験日 筆記:8月 口頭:12~1月
合格発表日 筆記:10月 口頭:3月
合格後 技術士となるためには第二次試験合格後、申請を行い日本技術士会による「技術士登録名簿」に必要な事項についての登録をする必要があります。

二次試験の受験資格について

  • 技術士補となる資格を有している
  • 下記のうち、いずれかの業務経験を有していること。
    1. 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が、総合技術管理部門の場合は7年、それ以外は4年を超える者。
    2. 科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画・研究・設計・分析・試験・評価、又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督の下に当該業務に従事した者で、その期間が総合技術管理部門の場合は7年、それ以外は4年を超える者。
    3. 科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画・研究・設計・分析・試験・評価、又はこれらに関する指導の業務に従事した者で、その期間が総合技術管理部門の場合は10年、それ以外は7年を超える者。

また、技術士補となるための「技術士一次試験」には特段の受験資格は必要ありません。