電気主任技術者とはビルなどの建築物、または工場、さらには発電所や変電所において受電設備の工事・配線・維持・運用に関する電気設備の保安監督を行います。

電気主任技術者は経済産業省管轄の国家資格であり、取扱う電圧によって第1種から第3種までの種類があり、それぞれ下記のようになっています。

  • 第一種:全ての電気工作物での任務につける
  • 第ニ種:電圧17万ボルト未満の電気工作物
  • 第三種:電圧5万ボルト未満の電気工作物

上記の3つの種別の中でも第三種電気主任技術者が突出して受験者数が多く、人気を集めているが実際に各種の合格率を見比べると第三種が最も合格率が低い。

法律電気事業法により一定規模を超えるビルや工場には電気設備の保安監督者として電気主任技術者を選任することを義務付けされていることから、当該有資格者のニーズは高く、社会的評価も高い資格であるといえる。

電気主任技術者試験を受験するための受験資格は特になく、実務経験や学歴とうに関わらず誰でもが受験することが可能です。

難易度及び合格率等の考察


電気主任技術者試験の国家資格としての難易度はとても高く、その合格率は第1種・第2種で20%前後、第3種では7%前後となっている。

この合格率の数値は第1種と比較して第3種の方が難しいということではなく、第3種の場合は単純に受験者数の多さ故の合格率と見るべきで、電気主任技術者つまり電験1種の難易度は相当なものであると覚悟しておきたい。

また電気主任技術者は電気設備の最高責任者として高い評価を得ることのできる資格であることから、その認知度も高くニーズの高い資格であります。

試験に関する情報量は非常に多く、参考書・問題集の種類も豊富で、学習のためのスクールなども多数存在しますので、受験者さんの実力やスタイルにあった学習方法で合格を目指すことができ、通学によっても独学によっても合格は可能でしょう。

ただし、繰り返すようですがその難易度は相当高いことを予め覚悟しておかなくてはなりません。
(第3種でも相当な努力が必要です)

電気主任技術者試験の各種情報

合格率
  • 第1種1次:24%前後
  • 第1種2次:19%前後
  • 第2種1次:23%前後
  • 第2種2次:15%前後
  • 第3種:7%前後
難易度 高い
試験科目 1次試験

  • 理論:電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
  • 電力:発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路の設計及び運用並びに電気材料
  • 機械:電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理
  • 法規:電気法規及び電気施設管理

2次試験

  • 電力・管理
  • 機械・制御
試験方法
  • 1次試験:多肢選択によるマークシート方式
  • 2次試験:記述式試験
試験実施機関 一般財団法人電気技術者試験センター
受験手数料
  • 1次試験:9月
  • 2次試験:11月
試験日
  • 第1種・第2種:12800円
  • 第3種:5200円
合格発表日
合格後

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1件のコメント

  1. 二種受験中 さんの発言:


    電気主任技術者試験の第3種に関しては資料や情報が多くなっていますが、2種や1種に関しては情報が少ないと思います。1種は参考書がほぼなくて、わずかに過去問がある程度で情報が少ないことが最も難題だと認識しています。他の資格はもっと情報が少なく、電気主任技術者試験の1種は情報が多いと言うことなのでしょうか?ちなみに、2次試験のある1種と2種、1次試験だけの3種では、相当難易度に差があり、一括にするのは雑な評価の仕方だなと感じます。

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