ボイラー技士

ボイラー技士

ボイラー技士とは厚生労働省管轄の国家資格であり、ボイラー設備の取り扱いに関するプロフェッショナルとして、ビル・船舶・工場をはじめとして病院や学校などの施設においてボイラーを取り扱い、点検や管理を行う技術者をいいます。

取り扱う伝熱面積によりボイラー技士資格は「特級」「1級」「2級」に分類され、2級であれば伝熱面積25㎡未満のボイラーの問い扱いができ、一般的な製造設備や冷暖房及び給湯のボイラーを取り扱うことができます。

1級であれば、伝熱面積500㎡未満のボイラーを取り扱うことができるようになり、特級であれば全てのボイラー取扱い作業主任者となることができます。

ボイラーを取り扱う企業や建築設備に関わる業種において非常にニーズのある資格であるといえます。

ボイラー技士国家試験を受験するためには実務経験等による受験資格が必要となりますので、その点については後述します。

難易度及び合格率等の考察


上記のグラフは特級ボイラー技師についての情報を取りまとめたものです。

特級ボイラー技士はボイラーの取扱いに関する資格の最上位であり、難易度も1級・2級と比較しても相当高いものとなっております。

国家資格としての難易度は「高い」とカテゴライズしており、その合格率はおよそ15%前後です。

多くの業種においてボイラー設備を取り扱うために必要な資格としては、2級程度を求められることが多く、特級ボイラー技士の受験者数は例年非常に少ない。
(逆に2級は受験者数は多い)

当該資格は建築系・設備系の企業だけではなく、ボイラー設備を保有する企業への就職にも効果があります。

また、ボイラー技士に関する書籍や問題集、またはWeb上での情報量は比較的少ない。

ボイラー技士試験の各種情報

合格率 15%前後
※2級は50%前後
難易度 高い
試験科目
  • ボイラー構造に関する知識
  • ボイラーの取扱いに関する知識
  • 燃料と燃焼に関する知識
  • 関係法令
試験方法 学科試験
試験実施機関 安全衛生技術センター
受験手数料 6800円
試験日 10月
合格発表日 12月頃
合格後

2級ボイラー技士受験資格

2級ボイラー技士の受験資格は下記のいずれかに該当するものとなっています

  • ボイラー実技講習を修了したもの
  • 海技士免許(機関4・5級)を受けたもので、伝熱面積の合計が25㎡以下のボイラーを取り扱った経験があるもの

・・・など

1級ボイラー技士受験資格

1級ボイラー技士の受験資格は下記のいずれかに該当するものとなっています

  • 2級ボイラー技士免許を受けているもの
  • 大学、高専、高校でボイラーに関する学科を修めて卒業し、1年以上の実地修習をしたもの
  • 海技士(機関1・2・3級)免許を受けたもの
  • エネルギー管理士(熱)か、熱管理士免状を持っており、1年以上の実地修習をしたもの
  • ボイラー・タービン主任技術者(1・2種)の免状を持ち、伝熱面積の合計が25㎡以上のボイラーを取り扱った経験があるもの

・・・など

特級ボイラー技士受験資格

特級ボイラー技士の受験資格は下記のいずれかに該当するものとなっています

  • 1級ボイラー技士免許を受けているもの
  • 大学か高専でボイラーに関する講座・学科を修めて卒業し、2年以上の実地修習をしたもの
  • 海技士(機関1・2・3級)免許を受けたもの
  • エネルギー管理士(熱)か、熱管理士免状を持っており、2年以上の実地修習をしたもの
  • ボイラー・タービン主任技術者(1・2種)の免状を持ち、伝熱面積の合計が500㎡以上のボイラーを取り扱った経験があるもの