無線従事者

無線従事者

無線従事者とは、総務省管轄の国家資格です。

法律の「電波法」によって定められた無線電信・無線電話その他電波を送り又は受けるための電気的設備の操作・監督に従事します。

無線局の無線設備を扱うには総務大臣の免許を受けたものしか操作を行うことが出来ないが、無線設備の種類・分類は多岐にわたるため無線に携わる国家資格もそのために細かく分類されている。

無線従事者試験の分類は取り扱う無線設備により下記の6種類に分類される。

  1. 総合無線通信士
  2. 陸上無線技術士
  3. 海上無線通信士
  4. 航空無線通信士
  5. 特殊無線技士
  6. アマチュア無線技士

無線従事者国家資格の試験を受験するに際して、年齢や実務経験及び学歴等による受験資格は必要なく誰でもが受験することが可能です。

また、6種類の無線従事者試験の分類の中でもさらに細かく級が定められておりますので、それぞれの分類と級について下記に紹介いたします。

総合無線通信士

総合無線技術士は第1級~第3級に分類される。

総合無線技術士は陸上及び海上において無線設備の通信操作を行うことが出来る無線系の資格における最高位とも呼べる資格です。

それぞれの級における合格率は下記の通りです。

  • 1級:10%前後
  • 2級:3%前後
  • 3級:5%前後

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陸上無線技術士

陸上無線技術士は第1級~第2級に分類される。

TV・ラジオ・電話など生活に密着した無線設備の技術的な操作を行うこと出来る。

それぞれの級における合格率は下記の通りです。

  • 1級:18%前後
  • 2級:21%前後

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海上無線通信士

海上無線通信士は第1級~第4級に分類される。

安全な航海のために漁船や船舶において無線通信を行うため資格です。

それぞれの級における合格率は下記の通りです。

  • 1級:45%前後
  • 2級:30%前後
  • 3級:36%前後
  • 4級:60%前後

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航空無線通信士

航空無線通信士は級による分類はなく、パイロットや管制官に必要な資格です。

飛行機等に設置された無線設備の操作や航空局の通信操作が出来るようになります。

航空無線通信士の試験合格率はおよそ45%前後です。

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特殊無線技士

特殊無線技士の級の分類は下記の通りです。
海上特殊無線技士・・・第1級~第3級
レーダー級海上特殊無線技士
航空特殊無線技士
陸上特殊無線技士・・・第1級~第3級
国内電信級陸上特殊無線技士(陸上・航空・海上)

それぞれの級における合格率は下記の通りです。

  • 第1級海上特殊無線技士:55%前後
  • 第2級海上特殊無線技士:85%前後

    第3級海上特殊無線技士:95%前後

    レーダー級海上特殊無線技士:95%前後

    航空特殊無線技士:30%前後

    第1級陸上特殊無線技士:30%前後

    第2級陸上特殊無線技士:70%前後

    第3級陸上特殊無線技士:85%前後

    国内電信級陸上特殊無線技士:20%前後

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アマチュア無線技士

アマチュア無線技士は第1級~第4級に分類される。

アマチュア無線のファンの間で交信するために必要な資格です。

それぞれの級における合格率は下記の通りです。

  • 1級:45%前後
  • 2級:40%前後
  • 3級:75%前後
  • 4級:70%前後

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