総合無線通信士

総合無線通信士

総合無線通信士とは、総務省管轄の国家資格です。

総合無線通信士は無線系資格の最上位資格とも呼ばれ、第1級総合無線通信士であれば航空機(国内)や船舶をはじめとした全ての無線設備の通信操作を行うことが出来ます。

非常に幅広い分野で需要の高い資格であり、警察や省庁また通信系の企業はもちろん通信設備を持つ企業であればこの資格を持つことが非常に高い評価を得ることが出来ます。

受験に際して年齢や学歴・実務系系統による受験資格は必要ありませんが、総合無線通信士の試験は非常に幅広い知識を求められる難易度の高い試験ですから、合格への門戸は狭いといえるでしょう。

難易度及び合格率等の考察


総合無線通信士の国家資格としての難易度は高いと言えます。

試験の合格率は例年10%にも満たないことが多く、そのことからも非常に狭き門であることが伺えます。

通信業だけではなく通信設備を持つ企業など幅広い業種に求められる資格ですので、転職や就職や社内における評価に高い効果を見込むことが出来ますが、例年総合無線通信士の受験者数はあまり多くありませんので、上記のグラフ上での数値では「人気度」のパラメータは低めに表しております。

また、無線従事者試験に関する情報量は比較的豊富にあるのですが、総合無線通信士に特化した情報や問題集・参考書は幅が狭い。

総合無線通信士試験の各種情報

合格率
  • 1級:10%前後
  • 2級:3%前後
  • 3級:5%前後
難易度 高い
試験科目
  • 無線工学の基礎
  • 無線工学A
  • 無線工学B
  • 英語
  • 地理
  • 法規
  • 電気通信術
試験方法 多肢選択によるマークシート方式(電気通信術を除く)
試験実施機関 日本無線協会
受験手数料
  • 1級:18850円
  • 2級:16750円
  • 3級:13150円
試験日 9月及び3月
合格発表日
合格後

総合無線通信士の価値について

総合無線通信士資格が各種企業で高い評価を得られることは前述しました。

その資格を活かすことが出来る就職先などとしては、通信機器メーカーや警察・気象・船舶・航空関連などが想像に易いと思われますが、実は総合無線通信士を求める企業はさらに幅広いのです。

例えば、準国営企業などと呼ばれるような大きな組織ともなれば、自営の無線通信設備を備えている場合も多いですし、準国営企業ではなくてもやはり大企業であれば音声やデータなどの用途はそれぞれですが無線設備を持っている場合が多いです。

一言に「無線の仕事」というと、その用途は幅狭いものに感じられるかもしれませんが、実は多くの企業で高い評価を得ることが出来る資格であることを知っておいて下さい。