就職・転職に人気の高い国家資格

就職・転職に人気の高い国家資格

転職・就職に人気の高い資格の傾向としては、やはり
自らの知識とスキルを幅広くアピールできる資格が
注目を集めており、また経営にまで視野を向けた志向が
強まっているようです。

大きく分類すると、特に注目度が高いのはコンサルティング
系や経営・財務などの事務処理系スキルをアピールできる
資格と、IT系のスキルと専門知識の高さをアピールできる
資格がその多くを占めているようです。

◆中小企業診断士

中小企業診断士は経済産業省管轄の国家資格であり
法律「中小企業支援法」に基づき経営の判断及び
経営に関する助言をその業務を行うコンサルティング
の立場となります。

中小企業診断士の職務として企業経営をはじめとして
財務や会計、それに企業政策など非常に幅広く多岐に
わたり、この中小企業診断士の資格は現代のビジネス
パーソンとしてのスキルをアピールすることができます。

また、非常に人気の高い資格であり受験者数も毎年
大勢の方が受験されているにも関わらず、その合格率は
非常に低く難易度の高い資格の一つですが、企業に勤め
自らの職務を全うするだけではなく、企業経営にまで
目を向けている方の増大が人気の一端であり、当該資格
での知識は経営コンサルタントとしての知識を一通り
学ぶことができることもあるようです。

中小企業診断士の受験に際して、学歴や実務経験などに
よる受験資格は必要ありません。

中小企業診断士試験情報

合格率 4%前後
受験資格 必要なし
試験日
  • 一次試験:8月
  • 二次試験:10月・12月
受験料
  • 一次試験:14400円
  • 二次試験:17900円
試験科目 一次試験
  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

二次試験

  • 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I~IV

◆ITパスポート

情報処理技術者試験の制度が変わり、級試験における
初級システムアドミニストレータが廃止されたことに
替わる新たな試験がITパスポート試験です。

情報処理技術に関する基礎知識を認定する試験であり
ますので現代社会におけるのビジネスパーソンにとって
の誰でもが共通して備えておくべきITに関する基礎的な
知識を問われる試験ですので、そのスキルをアピール
するために受験される方は非常に多い。

IT業界におけるエントリー資格としての位置づけとして
高い認知度を誇り、上級資格を受験する前の第一ステップ
として受験される方も非常に多いでしょう。

当該資格の受験に際して学歴及び実務経験等の受験資格は
必要ないので、その敷居の低さも人気の一端ではないで
しょうか。

また、当該ページでは紹介しておりませんがITパスポート
以外の情報処理技術者試験の各種上位資格もそれぞれ非常
に高い人気を誇り、IT系企業だけではなくどのような企業
においてもそのスキルと知識をアピールできるでしょう。

ITパスポート試験情報

合格率 48%前後
受験資格 必要なし
試験日
  • 4月
  • 10月
受験料 5100円
試験科目
  • 企業と法務
  • 経営戦略
  • システム戦略
  • 開発技術
  • 基礎理論
  • 技術要素

◆社会保険労務士

社会保険労務士の携わる業務として保険や年金をはじめ
人事労務管理など非常に多岐にわたり、幅広い知識を
要求される業種でありますが、その幅広い知識とノウハウ
は企業内におけるコンサルティングや労務管理業務などに
生かすことができる資格でもあります。

中小企業などにおいては、専従のコンサルタントを配備する
ことは難しく、社内に社会保険労務士の知識とスキルを持った
社員は重宝されることでしょうし、大規模な企業においても
それらは総務及び人事部や財務部などに十分にアピールできる
ことと、またどのような事務系業種の中でも社会保険労務士の
知識とスキルは非常に実用性及び応用性は高いこともあり、
昨今とても人気の高まっている資格の一つです。

また業務独占資格であることもあり、知識とスキルはもちろん
人脈さえあれば独立開業することも可能でしょう。

当該資格の受験に際しては学歴等による受験資格が必要であり
試験自体も合格率は非常に低く難易度の高い資格ですが、やはり
注目度や人気度は高く受験者数は非常に多い上、その従事する
業務の特色から女性の受験者も比較的多いようです。

社会保険労務士試験情報

合格率 8%前後
受験資格 学歴・所有資格・実務経験など受験資格を細分化しており、いずれかの項目に当てはまる必要がある。

  • 大学、短期大学、高等専門学校を卒業
  • 専修学校の専門課程を修了
  • 厚生労働大臣が認めた国家試験に合格
  • 行政書士となる資格を有する
  • ・・・など

試験日 8月
受験料 9000円
試験科目
  • 労働基準法・労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収に関する法律含む)
  • 雇用保険法(労働保険料徴収等に関する法律含む)
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

◆宅地建物取引主任者

宅地建物取引主任者の資格は、非常に多くの企業で取得することを
薦められている資格の一つであり、その業種は不動産関連企業以外
でも多くの企業が取得を奨励しています。

宅地建物取引主任者試験は受験に際して学歴や実務経験等による
受験資格が必要ないこともあり、その敷居の低さから受験者数は
非常に多く、注目度も高い。

もちろん不動産や建築関連企業においても高いニーズを誇る資格で
すが、それ以外にも金融や保険関連など宅地建物取引主任者の資格
が役に立つ業種は多岐にわたります。

不動産売買及び仲介の業務の中で、営業・斡旋等の
業務は宅建の資格がなくとも従事することができますが
実際に売買・仲介の最後に必ず重要事項の説明を取り交わさ
なければならず、この【重要事項の説明】は宅建の資格を
所有しているものしか行うことができない為、ニーズの非常
に高い資格です。

宅地建物取引主任者試験情報

合格率 15%前後
受験資格 特になし
試験日 10月
受験料 7000円
試験科目
  • 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
  • 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
  • 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
  • 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
  • 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
  • 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
  • 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること

◆行政書士

行政書士試験の国家資格としての資格の難易度は非常に
高いが受験に際して特段の学歴や実務経験による受験資
格が必要ないのでチャレンジされる方は多い。

行政書士の業務は生活に密着した多種多様な業務を
行いますので、またその官公署への書類も非常に多岐に
渡りとても複雑な手続きを行います。

企業内における需要としては人事系や総務系の部署において
高い需要を誇り、給与算出や年末調整を始め社会保険などの
書類業務において、その知識とスキルを求める声は大きい。

行政書士試験情報

合格率 6%前後
受験資格 特になし
試験日 11月第2日曜日
受験料 7000円
試験科目
  • 行政書士の業務に関し必要な法令等(憲法、行政法、民法、商法及び基礎法学)
  • 行政書士の業務に関連する一般知識等(政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解)

◆そのほかの就職・転職に人気の高い国家資格

上記に紹介した国家資格以外にも人気の高い資格として
社会保険労務士、司法書士などのように独立開業することも
可能(目指せる)である資格が注目を集めているようです。

また、それ以外の資格として環境計量士、電気工事士をはじめ
重機系免許や危険物などの資格も仕事に直結していることもあり
人気が高い。