製菓衛生師

製菓

製菓衛生師とは、厚生労働省管轄のの国家試験であり
試験に合格し資格を有したもののみが名乗ることが出来る
名称独占資格の一つです。

製菓及びパンなどの安全性を管理し、昨今の多様な
食品添加物に関する問題などを、製造過程から
厳しい目でチェックします。

製菓衛生師の業務として、どのような食品添加物が使用されて
いるのかなど材料の吟味をし、製品管理に問題はないか、製造上での
衛生面に問題はないか、設備の衛生管理・監督など行い、高品質で
安全な食品を提供することなどがあります。

当該試験の受験資格として、受験者は下記のうちどちらかに該当する
必要があります

  • 厚生労働大臣の指定する製菓衛生師養成施設において一年以上製菓衛生師として必要な知識及び技能を修得したもの
  • 二年以上菓子製造業に従事したもの

難易度及び合格率等の考察


製菓衛生師試験は国家資格の難易度としては、やや易しく
合格率は高いです。
ただし、この合格率は都道府県によりことなり地域によっては
合格率90%を超えることもあります。

試験に関する情報は比較的多く、受験に取り組む体制は取り易い
かと思われますが、一定の受験資格が必要であり一般人が受験する
より「製菓のプロが受験する資格」であると言えるかも知れません。

グラフ上での人気度の表記は、これもまた地域・年度により
大きく数値が異なりますが、平均して受験者数がそれほど多く
ありませんので、数値的に低く記述しております。

製菓・製造関連の企業や会社への転職就職に対してのアプローチとして
一定の効果が期待できますが、また既にその道のプロであったり
パティシエとして活躍されている方のキャリアアップの一つの手段と
しての効果も期待できます。

製菓衛生師試験の各種情報

合格率 70%前後
難易度 やや易しい
試験科目
  • 衛生法規
  • 公衆衛生学
  • 栄養学
  • 食品学
  • 食品衛生学
  • 製菓理論及び実技
試験方法 筆記試験
試験実施機関 各都道府県製菓衛生師担当課
受験手数料 10000円前後
試験日 各都道府県により異なる
合格発表日 各都道府県により異なる
合格後

その他の情報

以下は製菓衛生師法の抜粋です。

(目的)

  • 第一条  この法律は、製菓衛生師の資格を定めることにより菓子製造業に従事する者の資質を向上させ、もつて公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする。

(定義)

  • 第二条  この法律において「製菓衛生師」とは、都道府県知事の免許を受け、製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業(食品衛生法 (昭和二十二年法律第二百三十三号)第五十一条 に規定する営業のうち菓子製造業をいう。以下同じ。)に従事する者をいう。

(免許)

  • 第三条  製菓衛生師の免許(以下「免許」という。)は、製菓衛生師試験に合格した者に対して与える。

(製菓衛生師試験)

  • 第四条  製菓衛生師試験は、厚生労働大臣の定める基準に基づき、製菓衛生師となるのに必要な知識について、都道府県知事が行なう。
  • 2  都道府県知事は、厚生労働省令で定めるところにより、一般社団法人又は一般財団法人であつて、製菓衛生師試験の実施に関する事務(以下「試験事務」という。)を適正かつ確実に実施することができると認められるものとして厚生労働大臣があらかじめ指定する者(以下「指定試験機関」という。)に試験事務の全部又は一部を行わせることができる。
  • 3  指定試験機関の役員若しくは職員又はこれらの職にあつた者は、試験事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
  • 4  試験事務に従事する指定試験機関の役員又は職員は、刑法 (明治四十年法律第四十五号)その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみなす。