計量士

天秤

計量士とは、事業所及び店舗などで自主的に
計量管理を行い、計量機器の保全整備や計量の
正確性の保持、計量奉納についての改善や適正な
計量を実施するための措置を職務とします。

計量士は経済産業省管轄の国家資格であり
当該国家資格試験に合格し、経済産業大臣の
登録を受けなければなりません。

適性で正確な計量を確保するために大変重要な
資格です。

また、計量士には下記の区分があります。

  • 一般計量士・・・質量計、体積計、温度計などの計量器の精度管理・計量管理を行う。
  • 環境管理士(騒音・振動)・・・音圧・振動に関する計量器の精度管理や計量管理を行う。
  • 環境管理士(濃度)・・・臭気、水質、有害物質などの濃度に関する計量器の精度管理や計量管理を行う

受験に際して学歴や年齢、実務経験などの
受験資格は必要ありませんが、試験合格後に
経済産業大臣に対し登録申請を行う際には
区分に応じた制限がありますので、それぞれ
ご確認ください。

難易度及び合格率等の考察


計量士試験の国家資格としての難易度は比較的高く
「難関」とカテゴライズしておりますが、数多くある
難関資格の中では、まだ比較的取り組みやすいでしょう。
(大学卒レベル)

合格率については区分ごとに異なりますが
概ね15%前後とみています。

グラフ上における人気度の表記では
毎回の受験者数が比較的多い方ですので
高めに表記しています。

また、計量の分野は幅広い業種に求められる
ものですので、転職・就職へのアプローチとしても
十分効果が見込めるとみていいでしょう。

計量士試験の各種情報

合格率 15%前後
難易度 難関
試験科目 ●一般計量士

  • 計量に関する基礎知識
  • 計量器概論及び質量の計量
  • 計量関係法規
  • 計量管理概論

●環境計量士(騒音・振動)

  • 環境計量に関する基礎知識
  • 音響・振動概論並びに温圧レベル及び振動加速度レベルの計量
  • 計量関係法規
  • 計量管理概論

●環境計量士(濃度)

  • ・環境計量に関する基礎知識
  • 化学分析論及び濃度の計量
  • 計量関係法規
  • 計量管理概論
試験方法 筆記試験(5肢択一方式)
試験実施機関 経済産業省 産業技術環境局
受験手数料 8500円
試験日 3月
合格発表日 5月頃
合格後 計量士国家資格に合格後、経済産業大臣の登録を受けるためには実務経験や講習の受講経験がそれぞれ必要となりますので、区分ごとにご確認ください。

その他の情報

以下は「計量法」より計量士についての記述の抜粋です。

第百二十二条  経済産業大臣は、計量器の検査その他の計量管理を適確に行うために必要な知識経験を有する者を計量士として登録する。
2  次の各号の一に該当する者は、経済産業省令で定める計量士の区分(以下単に「計量士の区分」という。)ごとに、氏名、生年月日その他経済産業省令で定める事項について、前項の規定による登録を受けて、計量士となることができる。
一  計量士国家試験に合格し、かつ、計量士の区分に応じて経済産業省令で定める実務の経験その他の条件に適合する者
二  独立行政法人産業技術総合研究所(以下「研究所」という。)が行う第百六十六条第一項の教習の課程を修了し、かつ、計量士の区分に応じて経済産業省令で定める実務の経験その他の条件に適合する者であって、計量行政審議会が前号に掲げる者と同等以上の学識経験を有すると認めた者