労働安全コンサルタント

安全

労働安全コンサルタントとは、労働安全衛生法に基づいて国家資格である
労働安全コンサルタント試験に合格し、厚生労働省の労働安全コンサルタント名簿に
登録したものを言います。

労働安全コンサルタントは、労働者の職務安全水準の向上を図り
職場の安全について診断をし、改善、指導を行う立場となります。

労働安全推進に関するプロフェッショナルであり、専門家としての
知識・経験、指導力を求められる責任のある業種ですが、リスクアセスメントを
見極め、安全体制の推進を目指す企業も増えており、これからも
ニーズが高まることが予想されます。

当該コンサルタントになるためには、一次試験として「筆記試験」
二次試験として「口述試験」に合格しなければなりません。
また、学歴や保有資格などによる受験資格も必要となります。

難易度及び合格率等の考察


労働安全コンサルタント試験は国家資格として難易度は比較的
高いと言え、合格率も20%前後と低めです。

試験に関する情報量は少なめですが、試験対策に難儀するほどの
少なさではなく、過去問を中心に試験対策をして理解を深めて
定着させるために参考書等を用いるといいかもしれません。
受験者数が少ないため人気度の表記は低めに表しており
転職・就職へのアプローチよりも社内での評価向上が見込めます。

労働安全コンサルタント試験の各種情報

合格率 20%前後
難易度 やや高い
試験科目
  • 産業安全一般(択一)
  • 産業安全関係法令(択一)
  • 機械安全、電気安全、化学安全、
    土木安全、建築安全(記述) ※いづれか1科目を選択
試験方法 筆記試験及び口述試験
試験実施機関 財団法人 安全衛生技術試験協会
受験手数料 24700円
試験日
  • 一次試験:12月頃
  • 二次試験:3月頃
合格発表日
合格後

その他の情報

労働安全コンサルタント試験には複数の科目免除を受けるための
条件があります。

科目の免除を受けることができる者 免除科目
技術士試験合格者で、機械部門、船舶・海洋部門、航空・宇宙部門又は金属部門に係る第二次試験に合格したもの 機械安全
技術士試験合格者で、電気電子部門に係る第二次試験に合格したもの 電気安全
技術士試験合格者で、化学部門に係る第二次試験又は農芸化学を選択科目とする農業部門に係る第二次試験に合格したもの 化学安全
技術士試験合格者で、資源工学部門若しくは建設部門に係る第二次試験、農業土木を選択科目とする農業部門に係る第二次試験又は森林土木を選択科目とする森林部門に係る第二次試験に合格したもの 土木安全
技術士試験合格者で、生産マネジメントを選択科目とする経営工学部門(昭和58年1月1日前の生産管理部門)に係る第二次試験に合格したもの 産業安全一般
第1種電気主任技術者 電気安全
1級土木施工管理技士 土木安全
安全管理士又は産業安全専門官として7年以上その職務に従事した者 産業安全一般
産業安全専門官として7年以上その職務に従事した者 産業安全関係法令
機械安全に係る中央産業安全専門官又は独立行政法人労働安全衛生総合研究所(独立行政法人産業安全研究所を含む。以下この表において同じ)において機械安全に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上その職務に従事した者 機械安全
電気安全に係る中央産業安全専門官又は独立行政法人労働安全衛生総合研究所において電気安全に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上その職務に従事した者 電気安全
化学安全に係る中央産業安全専門官又は独立行政法人労働安全衛生総合研究所において化学安全に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上その職務に従事した者 化学安全
土木安全に係る中央産業安全専門官、労働安全衛生法第88条第3項の規定による届出のあった計画について同 法第89条第1項の審査の事務を行う者又は独立行政法人労働安全衛生総合研究所において土木安全に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上 その職務に従事した者 土木安全
建築安全に係る中央産業安全専門官、労働安全衛生法第88条第3項の規定による届出のあった計画について同 法第89条第1項の審査の事務を行う者又は独立行政法人労働安全衛生総合研究所において建築安全に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上 その職務に従事した者 建築安全
労働基準監督官(労働基準監督官採用試験のうち労働基準監督Bの区分試験に合格して採用された者その他これに準ずる者に限る。)として10年以上その職務に従事した者 産業安全一般
労働基準監督官として10年以上その職務に従事した者 産業安全関係法令
1級建築施工管理技士 建築安全

・・・など。